保険会社の技術アジャスターについて
自動車保険の業界では「技術アジャスター」と呼ばれる人がいます。
どのような職種の人なのでしょうか?技術アジャスターは自動車事故の専門で仕事をする職種です。
事故に遭われたお客さま及び事故の相手方双方から話を聞きながら事故現場の状況を検証します。
車の壊れ具合なども確認したり検証したりするので、自動車に関して機能や構造を把握しておく必要があるので、自動車整備士の資格が生かせる職種となっています。
アジャスターの仕事を目指すのであれば、自動車整備士の資格はプラスに働きます。
自動車整備士の資格には1級、2級、3級と3段階ありますが2級を取得していれば十分技術アジャスターになれます。
アジャスターになるには
自動車整備士の技術や知識もアジャスターに有利に働きますが、自動車ディーラーでの各経験も、有利に働きます。
ディーラーでの仕事になると車の整備をするだけではなく接客業務も含まれてきます。
さらに実際にアジャスターと接することもあるでしょう。
いろいろな経験を積んでいる仕事になるので、技術アジャスターになってからも、ディーラーでの自動車整備士の仕事が生かされますから、転職にも有利に働くのです。
アジャスターは、日本損害保険協会にアジャスターとして登録をする必要があります。
日本損害保険協会に申請をすれば誰でもアジャスターの資格が得られるわけではありません。
知識を得るために試験や研修をクリアする必要があります。
アジャスターの登録は種類・ランクが分かれています。
技術アジャスターは、交通事故が起こったときに活躍できる資格です。
たとえば乗用車同士で事故が起こったとき、車の状態やなぜ事故が起こったのかなどを細かく調べます。
保険事故の処理には必ず必要となる資格です。
見習技術アジャスターから、技術アジャスター1級技能ランクまであります。
まずは見習いから初めて徐々にランクを上げていくことになります。
ランクを飛ばして受験することは出来ません。
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最後に
以上、技術アジャスタ―についてご紹介しました。この記事を読まれた方は、自動車整備士は独立できる?年収や費用の話を解説!も一読することをおすすめします。
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