自動車整備士だけど転職したい!
転職したい!という思いを抱く自動車整備士の人も少なくありません。この記事では自動車整備士の転職時期や、自動車整備士を続けるか否かの判断基準について解説致します。
自動車整備士の転職時期
自動車整備士の資格を取得していてもこの業種の仕事は決してきれいな仕事ではありません。低賃金やサービス残業、肉体労働など、色々な悪環境があります。
自動車会社のディーラーなどの業種であれば、給与の昇給も見込めますが、整備工場など一族で経営しているようなところであれば、なかなか給与の昇給も望めない場合もあるでしょう。
自動車整備士の資格を7取得していても平均年年収はほかの業種の職種と比べるとやはり少し少なめになっています。
20代で294万円~300万円。
30代で300万円~400万円。
40代で450万円前後となっています。
将来のことを考えていくと明るい兆しが見えない業種だと思うのであれば、転職を考えるのも一つの手でしょう。
自動車整備士を続けるという選択肢!
自動車整備士の転職で一番多く人気の転職先は同業他社です。たとえば家族経営で行っているような整備工場に勤務している場合には、給与に対して不満があるでしょう。
その場合には、大手の自動車メーカーの整備工場であれば、年齢とともに給与の昇給も望めますので、人気の転職先の一つです。一般車両だけでなくトラックや重機などの整備の取り扱いも行っている整備工場への転職をする人もいます。
大型のものを整備することは大変ですが、その分高い給与が見込めますので転職先として人気があります。ただし、このような整備工場に転職を希望するのであれば、溶接や油圧、塗装などの資格や高い技術を習得する必要性が高まります。
自動車の整備技術を高めプラスアルファの資格取得をすれば、色々な車両の整備もできるようになるので、高い給与を得られます。リース会社やガソリンスタンド、タイヤの販売店、カー用品店も人気です。
ここでは整備としての仕事だけではなく接客の仕事も含まれてきます。もちろん整備士としての資格は必要です。しかし接客も仕事に入ってくることで給与アップが見込めますので人気の転職先となっています。
若いころは体力があって、悪環境であっても気力と体力で働いていくことが出来ますが、年々体力は低下していきます。体力が低下しても自動車整備士として勤務していきたいのであれば、今の勤務先で十分働いていくことが出来るのかどうかをきちんと見極める必要があるでしょう。
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自動車整備士から他業種への転職
自動車整備士自体を辞めたい、他の職種に転職したい。そんな悩みを抱く事もあるでしょう。この章では自動車整備士から他の業種への転職について解説していきます。
自動車整備士から他業種への転職は可能?
結論から述べると、年齢が若い場合どの業種への転職も可能性があります。特に20代の場合、未経験でも採用してくれる企業は沢山あります。
30代になると社歴によっては難しい可能性がありますが、営業や飲食、介護などは門戸を広く開いている企業もたくさんあります。
40代になると難易度が上がり、自動車の関連業種に絞る方が賢明といえるでしょう。
つまり、自動車整備士を辞めたい場合早めの決断がカギとなります。
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他業種への転職を成功させるために
他業種への転職を成功させるために、大切な事は今の仕事で整備以外の仕事をどれくらいやっていたかをうまく伝えることになります。例えば、ディーラーやカーショップで働く整備士の場合、接客をすることがあったなら、コミュニケーション能力をプッシュすれば先方は良い印象を受けますし、どんな職場で働いていても部下がいるならマネジメント経験をプッシュすれば、貴方を必要としてくれる職場はあるでしょう。まずは、自分が整備以外にどんな仕事をしているか整理してみましょう。
最後に
以上、自動車整備士と転職先についてご紹介しました。この記事を読まれた方は、自動車整備士から技術アジャスターへの転職も一読することをおすすめします。
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