自動車整備士の平均年収は?
自動車整備士は給料が安いと言われていますが、実際はどうなのでしょうか?この章では現実的な数字を交えて自動車整備士の給料について解説していきます。
自動車整備士の平均月収と平均年収
自動車整備士を目指し、自動車整備士になった方はきっと「自動車が好き」だからですよね。
自動車好きにとって、仕事でまで自動車を整備できる、いろいろな自動車の整備を経験できるというのは、まさに「趣味と実益を兼ねている」と言えるのではないでしょうか。
自動車整備士を生業とする以上、避けて考えられないのが収入面、つまり『給料』です。厚生労働省が発表している統計によると、自動車整備士の平均年齢は36.7歳、月額給与は約29万円、賞与も含めた平均年収は約420万円だそうです。
ほかの仕事と比べると平均年齢が若いようですが、これは自動車整備士という仕事が「若い人が活躍できる仕事だ」という事実を裏付けているといえます。
整備士の平均年収420万円は安い?高い?
平均年収420万円は決して低賃金ではありませんが、身体が資本の自動車整備士にとっては「厳しい労働に対して給料が見合っていない」との意見も聞かれます。
勤務先によりますが、少しずつ昇給はあっても大幅に年収がアップするわけではないことも、自動車整備士からは不満の声があるようです。
また、町の小さな自動車整備工場と大手ディーラーの自動車整備工場では給料に差が出てきます。
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自動車整備士の待遇の話
働くうえで、給料以外にも大切なのが福利厚生や安定性です。この章では自動車整備士の待遇や福利厚生について解説していきます。
意外な高待遇?自動車整備士の福利厚生!
自動車整備士の仕事には、ほかの仕事にはない待遇も期待できます。
勤務先にもよりますが『工具手当』を支給している会社もあります。
また仕事着の『洗濯代』が支給されることも多いようです。
自動車整備士の作業着は機械の油汚れですぐに汚くなってしまい、洗濯にかかる費用もバカにならないため、多くの会社で支給されるようです。
もちろん、社会保険完備、家族手当や住宅手当も支給している会社は大小を問わず多いので、安心して働くことができる環境は整っているといえます。
給料面だけを見ると不満を感じるかもしれませんが、なによりも安定、安心して働ける環境が用意されていることは、家族を支える、これから家族を持ちたいと考えている若い方にとって心強く感じるでしょう。
自動車整備士と安定性の話
給料が一時的に高い仕事であっても、長く続けられなければ生涯収入は低くなってしまいます。その点、自動車整備士は安心です。国家資格であり、将来的にも無くなる事のない仕事であるといわれています。
また、自動車整備士の仕事は資格さえあれば日本全国どこでも働く事が出来るので、転職の自由度も高くなります。給料にばかり目が行きがちですが、安定性がある仕事ですので、長く続ける価値はあるといえるでしょう。
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最後に
以上、自動車整備士の転職についてご紹介しました。この記事を読まれた方は、自動車整備士の休日は?土日休みは取れる?も一読することをおすすめします。
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