自動車や整備の仕事が好きで整備士の仕事に就いていても、仕事をしていると待遇や環境に不満が出てくるのは当然の事です。ここでは転職という言葉が頭をよぎった自動車整備士の方に、最新の転職事情を交えながらおすすめの転職方法と転職先について解説します。
自動車整備士の転職は容易?
自動車整備士業界は人手不足
自動車整備士は慢性的な人手不足です。国家資格である2級自動車整備士以上の資格を所持していれば、転職先に困ることは基本的にはないでしょう。しかしながら、未経験であったり、自動車整備士資格を所持していない場合の転職は一筋縄ではいかないことを覚えておきましょう。
自動車整備士が転職する前に考えておきたいこと
自動車整備士が転職する前にやっておくべきことは、今自身が働いている職場の待遇の洗い出しでしょう。勤続年数、月の休み日数、賞与の有無や金額、月の給料や残業時間。今の待遇を書き出す事により、求人を探す際にも今より良いところをみつけやすくなります。また、自動車整備士は転職しやすいとはいえ、次の仕事が決まっていない状態で仕事を辞めるのは良い手とはいえません。就業しながらの就職活動は大変かもしれませんが、なるべく次の仕事を見つけてから仕事を辞めることにしましょう。
自動車整備士の転職先
ディーラーで働く整備士になる
ディーラーを転職先に選ぶ場合に留意しておいた方が良いことといえば、土日祝は基本的に休めない職場が多いこと、残業が多い傾向にあり長時間労働になりがちだということの2点が挙げられます。その分、給与は民間の自動車整備士より高い傾向にあるので、たくさん働いて年収を上げたい人には良い職場といえるでしょう。
民間工場で働く自動車整備士になる
民間工場を転職先に選ぶ場合に留意しておいた方が良いことは、ディーラーやカーショップで働くより給与が低い傾向にある事でしょう。しかし、多くの民間工場は土日祝休みな事が多く、プライベートを大切にしたい人にはお勧めできる職場といえます。
カーショップで働く自動車整備士になる
カーショップを転職先に選ぶ場合、お客様のスケジュールに合わせて自分の予定が決まる事に留意しておくべきでしょう。一般のお客様との接点が最も多い職場なので、年末年始やお盆は繁忙期となり、基本的には休みが取れません。しかし、他の職場に比べて販売スタッフやマネージャー、店長等職種転換できる可能性が高く、将来の道を広げたい人にとってはよい職場といえるでしょう。
自動車整備士におすすめの転職方法
転職サイトを使う
「自動車整備士 転職」などのワードで検索すれば、リクナビやマイナビ、Indeedにとらばーゆ等、たくさんの求人サイトが出てくると思います。特にリクナビやマイナビに掲載されている企業は、掲載料を支払って掲載しているため、採用するためにお金を払ってまで整備士が欲しいという企業ということになります。ですので、ハローワークなどの掲載が無料の求人サイトから応募するより、優良な企業に当たる確率は高いといえます。
転職エージェントを使う
様々な転職エージェントがあり、リクナビエージェントや、マイナビエージェント等、有名なエージェントは皆さん耳にしたことがあるのではないでしょうか?前述したエージェントはいわゆる総合系エージェントと呼ばれており、自動車整備士以外の職種も取り扱っています。総合計のエージェントは求人数の多さや、拠点の多さが売りですが、自動車整備士のような資格職の場合、専門のエージェントに依頼するのも良いでしょう。自動車整備士の転職に特化したエージェントには株式会社ダイバージェンスなどがあります。
転職エージェントは求職者がお金を払う必要なく、面接練習や履歴書の添削なども受けられるので、使ってみるのも賢い手でしょう。
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最後に
以上、自動車整備士の転職についてご紹介しました。この記事を読まれた方は、自動車整備士の休日は?土日休みは取れる?も一読することをおすすめします。
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