自動車整備士の残業は多い?平均残業時間は?
現在、自動車整備士として働いている人も、これから自動車整備士を目指す人にとっても、残業時間は気になることではないでしょうか。
現在、厚生労働省の賃金構造基本統計調査によると、自動車整備士業界の残業時間はおおむね月20時間前後と発表されています。1日当たり1~2時間の残業となると、特筆して多い印象はないように思えますね。
しかし、この数字はあくまで平均値です。自動車整備士の仕事は納品の期日が決まっているので、定時で終わらせることが難しい日もあるでしょう。特に繁忙期である12月や3月などは、普段残業が少ない職場でも残業時間が増えることが多いです。
就職、転職をするときには、繁忙期とそうでない時期の残業時間の目安についても聞いておくと、働き始めてからのギャップを感じにくくなるでしょう。また、適切に残業手当が支払われるのかを確認することも大切です。
整備士として働く前に注意すること
一口に整備士業界と言っても、整備士の働く場所は全国に9万以上あり、取り扱う車が乗用車か大型車か、ディーラーか民間整備工場かなどによって労働条件はさまざまです。
例えば、ディーラーの方が民間整備工場よりも残業が多いなど、業態によって残業時間の傾向が異なるなどの特徴があります。残業時間が少ないことを重視して転職先を探すのであれば、注意しておいた方がいいでしょう。
また、残業が少ない傾向の民間整備工場であっても、お客様は故障した車を早く直して欲しいと思っているので、どうしても残業が多くなるときもあります。面接のときには、残業時間の対応や、頻度などを確認しておきましょう。
自動車整備士は重い部品を運んだり、力を使ったりする作業が多いため、身体を休めることも大切です。オーバーワークにならないように、定期的な休日が取れる会社かどうかの確認も重要になります。
前の章でも説明した通り、自動車整備士業界の残業時間は平均すると1ヶ月あたり20時間となっています。
ほかの業界に比べて残業時間は多すぎることはありませんが、会社によって環境は異なるため、自分の要望にあう会社選びが必要です。
最後に
以上、自動車整備士の残業についてご紹介しました。この記事を読まれた方は、自動車整備士の休日は?土日休みは取れる?も一読することをおすすめします。
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