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自動車整備士資格の資格失効もある?更新や有効期限についても解説!

自動車整備士資格の更新は必要なの?

自動車整備士として業務を行うためには、自動車整備士資格という国家資格が必要です。そんな整備士資格の更新や有効期限について、気になっている人も多いのではないでしょうか。

 

整備士資格を取得すると、更新する必要はなく、有効期限もありません。一度取得をすることで、永久的に持ち続けられます。仮に現場から離れたとしても、その資格を活かして再就職することは可能でしょう。

 

資格は更新の必要性も有効期限もありませんが、自動車技術は進化を続けており、自動運転など新しいシステムの導入が日々進んでいます。今後、電気自動車やハイブリッド車など、これまでの整備技術のみでは対応できない車が一般化していくことも予想されます。そのため、最新の技術に対応するために、勉強し続けることが要求されます。

 

常に安心安全な整備をお客様に提供するために、日頃から知識や経験を積み重ねていくことは、自動車整備士にとって必須です。

 

整備士の資格失効について

整備士資格は、基本的に失効することはありませんが、資格試験受験の際の不正が見つかった場合は資格の取り消しや剥奪の可能性があります。

 

車やバイクの不正改造をした場合は、個人の整備士資格ではなく、整備工場が認証や指定を取り消される可能性があります。認証や指定が取り消しになると、当然その工場では認証や指定があることで可能となっていた分解整備などの整備業務や車検などの業務ができなくなります。悪質な場合は、事業そのものの停止命令が出される可能性もあります。

 

不正に関わった整備士には、解雇や減給などの処分が下る可能性が考えられます。

整備士手帳や合格証書の再発行はできる?再交付に必要なものを解説!

 

自動車検査員の資格失効について

整備士が整備した車が、国の基準を満たしているか検査する自動車検査員という資格があります。この資格については、検査員として働き続けるために、定期的な研修の受講が必要となります。研修を受けないと資格を持っていても検査員の業務ができなくなってしまうため、注意しましょう。

3年以上検査員として業務をしていなかった人は、「自動車検査員研修」を新たに受講する必要があります。

 

整備主任者や検査員として、不正改造をした場合は、解任させられる場合もありますので、不正をするのは命取りです。

 

自動車検査員と整備士の違いとは?仕事内容も詳しく解説!

 

最後に

以上、自動車整備士資格の更新や有効期限ついてご紹介しました。この記事を読まれた方は、自動車整備士がミスしてしまった場合は?も一読することをおすすめします。

 

最後になりましたが、弊社ダイバージェンスでは自動車業界で働きたい「自動車整備士」「自動車検査員」向けの求人情報を多数扱っております。

 

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自動車整備士になるための費用ってどれくらい?まずは三級整備士を目指そう

自動車整備士になるまでにかかる費用

自動車整備士になるまでといっても、さまざまな選択肢があります。学校に通いながら目指す場合、工業高校の機械科や自動車科、自動車整備の専門学校などから選択することになるでしょう。
ただ、上記のような養成校に行かずとも実務試験だけで受験資格を満たすこともできます。自動車整備士の3級の受験資格を取得するためには、1年の実務経験が必要となります。2級となると、3級を取得後さらに3年の実務経験が必要です。その場合、かかる費用は参考書代や受験費用のみとなります。

 

養成校に入学する場合は、公立だと年間で20万円前後の費用がかかります。私立の場合は200万円前後の費用がかかるため、経済的に不安がある方は実務経験を積んで資格取得にチャレンジしてみましょう。ただ、学科試験の受験勉強をしつつ仕事をすることになるのでハードルは高いです。

 

自動車整備士は大きく分けると1級、2級、3級と特殊整備士があります。1級を取得している人はそれほど多くなく、1級と2級では仕事内容、年収ともほぼ変わらないので、まずは2級の取得を目指すことをおすすめします。

 

1級・2級・3級整備士の実技試験が免除になる場合について解説!

 

奨学金はもらえるのか

奨学金がもらえるのか

 

自動車整備の専門学校に通いたいと思うものの、費用の問題があるのなら、奨学金制度が利用できるところを選択することをおすすめします。

 

奨学金の貸与期間は在学する修業年限の終期までとなり、卒業後に返済していくことになります。日本学生支援機構奨学金制度、生活福祉資金貸付制度、新聞奨学生制度、教育ローンなどが利用可能です。

 

特待生制度がある学校も

学校によっては特待生制度が用意されている場合もあります。主に、筆記試験や面接試験が行われます。それぞれの試験の結果よって免除される費用が異なるのも注目点です。

 

特待生制度は学業成績が優秀な学生に対し、授業料の一部・全額を免除とするものです。学校によってそれぞれの制度があり、募集人数は 異なります。中には60名もの特待生を募集するところもあります。

 

筆記試験の合格者を対象として面接試験が行われることが多いです。試験の結果よってランク付けされ、免除される金額が決められています。

 

自動車整備士になるための専門学校に通う場合、ある程度のまとまった費用が必要になります。特待生制度の大部分は、経済的な理由で就学が困難である人を対象にしている制度であり、希望する学校の条件が該当しているかどうかをまずは確認した方がよいでしょう。

 

中には、保護者向けの説明会においても学費の相談を受け付けているところもあります。自動車整備士の専門学校に通うことによって、実技試験を免除できたり、実務経験を積んで受験するより早く2級自動車整備士の資格が取れたりするといったメリットがあります。学費はかかるものの、これから自動車整備士を目指すのであれば専門学校に通った方が近道になります。

 

自動車整備士が不足している原因とは?

 

最後に

以上、自動車整備士になるためにかかる費用について解説しました。この記事を読まれた方は、無資格で自動車整備士になるにはも一読することをおすすめします。

 

最後になりましたが、弊社ダイバージェンスでは自動車業界で働きたい「自動車整備士」「自動車検査員」向けの求人情報を多数扱っております。

 

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