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自動車整備士の履歴書について

自動車整備士の履歴書作成の基本

履歴書作成時のルール

自動車整備士として企業で働くためには、履歴書を書かなければなりません。履歴書を書くにあたり注意事項はいくつもあります。

ここでは履歴書を書く際の基本的なポイントを紹介します。

 

〇POINT1

黒色ボールペンでの記入

手書きの履歴書の場合、黒色のボールペンで書きましょう。

 

〇POINT2

丁寧に記入する

字が汚くとも、丁寧に書くことを意識しましょう。字に自信がない場合は、PCやアプリで作成するのもいいかもしれません。

 

〇PONT3

誤字脱字のチェック

また、誤字脱字が多いと、履歴書の内容が優れていても選考に落とされる可能性があります。

もし手書きの履歴書で書き間違えてしまった場合は、二重線や修正テープは使わず一から書き直しましょう。

 

以上の3点をおさえて、行きたい企業から履歴書の時点で信頼される書類づくりを目指しましょう。

 

履歴書の空欄を順に埋めていこう

履歴書には多くの情報を記入する必要があります。記入漏れのないよう、上から順に空欄を埋めていきましょう。
ここでは間違えやすい項目について、記入方法を解説します。

 

〇日付

この日付は、企業に対して履歴書を提出する日付を書きます。
年へは西暦でも和暦でも構いませんが、履歴書の全体を通してどちらにするかを統一しましょう。

 

〇証明写真

履歴書に貼付する証明写真は3ヶ月以内に撮影したものにしましょう。
写るときの服装はスーツがベストです。男性であればしっかりとネクタイを締め、表情がしっかりと写る髪型で撮影に挑みましょう。

 

〇学歴・職歴

学校名や職歴の企業名は正式名称で記入し、省略語で書かないようにしましょう。

学歴は高校卒業時から記入し、一行に「〇〇高等学校 △△科 卒業」のように記入しましょう。

職歴も同様で、一行に「株式会社〇〇 入社」のように記入しましょう。

 

全ての職歴まで書き終えたら、下の段に「現在に至る」と記入し、その次の段の右端に「以上」と記入しましょう。

 

〇免許・資格

資格や免許は取得した順番に記入していきましょう。
全て正式名称で記入し、免許・資格の名前の横に少し間を開けて「取得」と記載しましょう。

 

自働車整備士の志望動機はどうやって書く?

どのような職業でも履歴書を書くときには、志望動機をどう書くか迷うものです。自分がなぜ自動車整備士になりたいのか、その企業に入ってどう貢献していきたいのかを、採用担当者に伝わるように書く必要があります。

履歴書の書き方に悩んでいる人は、自動車整備士として働く場合の志望動機の書き方について知っておきましょう。

 

まず、なぜ自動車整備士に興味を持ったのかその企業で何をやりたいのかの2つのポイントを整理してください。

 

行きたいディーラーやメーカー、整備工場などの魅力を感じたポイントをできるだけ具体的に洗い出します。企業説明や企業訪問などで感じたこと、刺激を受けたことも盛り込むとよりリアリティが出ます。優先順位をつけて、最も強く感じていることは強調して書きましょう。

志望動機の中でも、自動車整備士として何をやりたいかを伝えることはとても重要です。その企業で何をしたいのか、どのように活躍していきたいかを自分に問いかけてみてください。

 

例)
ディーラーで働きたい

収入面、自社内資格に魅力を感じた

いつかマネージャーとしてキャリアアップしたい
自社内資格を取得し、そのディーラーのプロフェッショナルとして働きたい

 

自動車整備士の知識や技術、自分の志向、個性を活かすビジョンを思い浮かべ、志望する企業の特徴とどうマッチするのかを考えましょう。

 

転職目指す自動車整備士の履歴書と志望動機の話

 

他の応募者と差をつけるには

応募先ごとに熱意のある履歴書を!

履歴書を複数の企業に出す場合、志望動機にはその企業でなければならない理由を書くことがポイントです。そのため、少なくとも志望動機の部分に関しては、応募先ごとに内容を変えるべきでしょう。

 

抽象的な書き方をすればどこの企業でも当てはまるような表現になり、応募先ごとに履歴書を分けて作らずとも、同じ内容のものを複数の企業に提出することができるでしょう。しかし、そのような履歴書では熱意が伝わらず、次の選考に進むことは難しくなります。

興味を持ったきっかけ、その企業で実現したいことをしっかりと考えれば、その企業で働きたい理由が見つかるでしょう。そのとき、高評価を得たいばかりに嘘を書いてはいけません。面接や入社後に自分の首を絞めることになります。

 

志望動機の例文をそのまま使うのではなく、自分の気持ちや経験を、自分の言葉で書くことが大切です。自分で考えて書いた履歴書は、面接でも自信を持って答えることができます。これらのポイントを意識して、履歴書を書いてみましょう。

 

自動車整備士の転職!自己PRの書き方と例文!

 

最後に

あなたがどんなに優れた自動車整備士でも、応募先の企業は履歴書の紙面以外で判断することができません。だからこそ、前述の内容を守り、志望動機や自己PRをブラッシュアップした履歴書が完成すれば、他の転職者を一歩出し抜く大きな武器となります。

 

志望動機の例文やポイントについては「転職目指す自動車整備士の履歴書と志望動機の話」で解説していますので、不安な方はぜひ一読してみてください。

 

自己PRの詳しい書き方や例文は「自動車整備士の転職!自己PRの書き方と例文!」にて解説していますので是非参考にしてみてください。

 

履歴書だけではなく職務経歴書が必要な方は、別記事「自動車整備士の転職では職務経歴書でアピールしよう!」をどうぞ。

 

最後になりましたが、弊社ダイバージェンスでは自動車業界で働きたい「自動車整備士」「自動車検査員」向けの求人情報を多数扱っております。

 

自動車業界に精通したキャリアアドバイザーが、応募書類の書き方や面接の心構えなど様々な面でのサポートをいたします。未経験可の求人も多数ありますので、他業種からの転職になる方もぜひお気軽にご相談ください。

転職目指す自動車整備士の履歴書と志望動機の話

自動車整備士の履歴書書き方講座

 

まず履歴書を書く際に注意すること、意識することについて解説していきます。基本的には、自動車整備士であっても他の職業であっても書き方は同じですが、自動車整備士が特に気を付けるべきポイントについてもご紹介します。

 

履歴書の空白欄を順に埋めていこう

履歴書はフォーマット通りに記入していきましょう。

また、間違えやすい箇所や注意すべきことがありますので、しっかり確認しておくことが重要です。

 

〇日付は提出する日を

枠外の日付の部分は、面接日や投函日など、応募先に提出する日付を書きます。記入した日を書かないように注意しましょう。

 

〇誤字脱字には注意

誤字・脱字がないように書いていきます。間違えてしまった場合は修正液等を使わずに一から書き直しましょう。

 

〇使用する証明写真

写真は三ヶ月以内に撮影した写真を使用しなければなりません。

 

平日に時間を取れる人は、ハローワークなどに行けば無料で履歴書の書き方を教えてもらえるので、不安があれば行ってみるといいでしょう。

 

手書きが重視されていた時代もありましたが、近年は手書きでないとダメという企業はほとんどありません。誤字などが不安な場合、PCやアプリなどで作成するとミスがあっても簡単に修正できます。

 

学歴と職務経歴の書き方に注意!

履歴書は、基本的にフォーマット通りに記入していけば問題ありませんが、気を付けてほしいのが学歴・職歴欄です。

 

学校名・会社名は、必ず略さずに正式名称で書いてください。前株、後株についても間違えないように注意しましょう。

また、派遣社員として働いていた場合は、派遣元の会社名と派遣先の会社名の両方を記入する必要があります。記入欄の幅に気を付けながら記入しましょう。

 

最後の学校名・会社名が書き終わったら、次の行に左詰めで「現在に至る」、その次の行に右詰めで「以上」と記入しましょう。

 

趣味欄には印象が悪くなるものを書かないよう注意

趣味欄にギャンブル関連の趣味を記載すると、他の部分が優れていても敬遠される傾向にあるので、パチンコや競馬等の趣味は記載しないようにしましょう。書きやすい趣味がない場合は、趣味欄のないフォーマットを使うのも手です。

 

自動車整備士が気を付けたいポイント

自動車整備士が特に気を付けるべき部分として、資格欄があります。自動車整備工場で働くにあたり、自動車整備士関連資格は最も重要な項目です。すべて正式名称で、取得した順番通りに記載しておきましょう。

 

自動車整備士の転職!自己PRの書き方と例文!

 

自動車整備士の志望動機の書き方

 

履歴書の問題をクリアしても、志望動機で悩むことは多くあります。ここでは、志望動機の書き方を解説します。

 

志望動機を書く際のポイント

志望動機は、応募先の会社にアピールしたい経験を交えて書きましょう。記入する順序としては、自身の略歴→転職を志した理由→なぜ貴社を志望したかと考えるといいでしょう。ここでは一例を載せておきます。

 

≪≪自動車整備士 志望動機の例文≫≫

私はこれまで、国産車ディーラーにて幅広い業務を経験致しました。自動車整備士として様々な業務を行う中で、トラックに関わる仕事がしたいという気持ちが日々強くなり、転職活動をはじめました。

貴社は、●●地方のトラックディーラーの中でも規模が大きく、優秀な整備士が集まっており、歴史も古いと伺っております。
私もその環境に身を置き、先輩方と切磋琢磨しながらスキルを磨き、将来的には貴社の中核となる整備士に成長したいと考え、志望致しました。

 

転職の志望動機でアピールするには

転職の志望動機の場合、まずは自分の経歴をざっくりと書きましょう。詳しい内容は職務経歴書に書きますし、経歴は志望動機のメインではないため、短い文章でわかりやすく経歴を伝えることがポイントです。

 

それに加えて、志望動機に必ず書くべきことは「なぜ貴社に入社したいか」「自分の経験をどのように活かせるか」です。どちらも志望する企業によって変化があるべき項目ですので、志望動機は企業ごとに新しく作る必要があります。

 

趣味で自動車整備が出来るようになりたい!はじめての自動車整備

 

提出前にもう一度チェック!

 

履歴書と志望動機が完了し、いよいよ提出!となったら、提出する前にミスがないかチェックしましょう。ここでは提出前のチェックポイントについて解説します。

 

基本的に見返す点

まず、誤字脱字がないか、空欄が多くないか、年月に間違いがないかの三点は必ずチェックしてください。内容が良くても、誤字脱字が多いと選考を落とされる可能性があります。

そのような理由で落ちるのは非常にもったいないですから、直せる部分があればすべて直しておきましょう。

 

自動車整備士にありがちなミスを防ごう

自動車整備士として、自動車整備士専門学校や自動車関連大学での学歴や、自動車整備士の関連資格の欄は非常に重要なものです。取得順序や正式名称で記載できているかを今一度見直してみましょう。

 

自動車整備士の転職では職務経歴書でアピールしよう!

 

最後に

以上、自動車整備士が転職する際の履歴書と志望動機についてご紹介しました。この記事を読まれた方は、自動車整備士の履歴書についても一読することをおすすめします。

 

最後になりましたが、弊社ダイバージェンスでは自動車業界で働きたい「自動車整備士」「自動車検査員」向けの求人情報を多数扱っております。

 

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