自分は向いてる?自動車整備士の適性がある人とは
集中力と注意力がある人
自動車整備士は、業務時間のほとんどを自動車の整備に費やすことになります。
一日に何台も自動車を整備することもあるため、一つの作業に集中できる人が向いていると言えるでしょう。
大きな自動車も小さな部品を組み合わせてできているものであり、整備士はそれらを点検したり、整備することが仕事です。小さなミスが大きな事故に繋がる恐れもあるため、自動車整備士には手先の器用さや注意力が求められているのです。
コミュニケーション能力がある人
職場によっては、コミュニケーション能力も必要になるでしょう。接客が多い工場では、お客様と会話をして整備内容をわかりやすく説明する能力が必要です。
また、お客様のニーズを聞き出し、的確な対処を考えてアドバイスができる能力も求められます。お客様の多くは車に詳しくないため、わかりやすい言葉で伝える必要があります。
自動車整備士の仕事は、知識や技術があればいいというイメージがあるかもしれません。しかし、接客の少ない現場であっても同僚と協力する必要があるため、人と接するのが好きでコミュニケーション能力があることも、整備士として働く上で大きな力となるでしょう。
探究心と向上心がある人
自動車に興味があり、車が好きな人も自動車整備士に向いています。また、車に詳しくないという人も、強い探究心を持っているのであれば、少し勉強してみれば自動車整備の面白さに目覚めるかもしれません。
自動車に使われてる技術は日々向上しており、今の最新技術も5年後、10年後にはより進化し、古いものとなります。取り残されないようにするためには、常に新しい技術を学び、仕事に生かそうとする気持ちが大切です。
そのため、日頃から探究心を持って新しい技術や知識を身につけようとする人が自動車整備士に向いています。
自動車整備士に必要な能力やスキルとは?
体力・筋力が必要
自動車整備士は、パソコンを使ってオフィスで働く仕事に比べて、体力面でハードな側面があります。一日中手足を動かし、何度となく重い部品を運んだりすることもあるでしょう。
また、車の下に入り、慣れない姿勢で作業する場面も出てきます。このように、ハードな部分が多々あるので、体力に自信がない人は自動車整備士になる前に体力作りを心がけるとよいでしょう。
自動車の運転は得意?
自動車整備士の仕事は、整備や修理がメインですが、仕事で車の運転をする場面も多く出てきます。整備した車を試運転したり、車の引き渡しや車検場まで車を運んだりする業務もあるため、運転免許は必須であると考えていいでしょう。
ですので、自動車免許を所持しており、車の運転が一定以上のレベルであることを求められます。大型車の整備工場にいれば大型車の、二輪車の整備工場にいれば二輪車の運転免許があると安心です。
最後に
以上、自動車整備士の適正についてご紹介しました。この記事を読まれた方は、自動車整備士の将来性は明るい?これからの整備士の役割についても一読することをおすすめします。
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