自己PRの書き方のポイント
自動車整備士として転職を考えている人は、履歴書に書く職務経歴だけではなく、自己PRを考えるようにしましょう。自動車整備士は、スキルや経験が非常に重要な仕事になりますので、実務経験者は自身のスキルを相手にしっかりと伝えることが大切です。
自己PRの書き方にはポイントがあります。まず自己PRで重要なのが、自動車整備や接客などの業務に関する知識や技術のアピールです。行きたい会社にとって、それらをどのように活かせるのかを明確にすることが大切になります。
また、会社の社風や価値観に、自身の価値観がどのように合っているのか、自身の性格や人間性を伝えるようにします。
自身のアピールできるポイントがどのようなことかを、事前にしっかりと把握しておきましょう。
自己PRは応募先ごとに変えるべき?
自己PRでは、自分の経歴をアピールするのはもちろんですが、その経歴が応募先企業でどのように役に立つのか、社風に合うかなどが重要です。そのため、応募先企業が変われば、有効な自己PRの内容も変わるでしょう。
例えば、民間整備工場とディーラーに応募するのであれば、求められるスキルは全く変わってきます。企業がどのようなスキルを欲しているのか、しっかりと考えて自己PRの内容を練り上げましょう。
アピールポイントを明確にしよう!
自身のアピールポイントは、なかなか自分では分からないでしょう。自身のアピールポイントを明確にするために有効なのが、書き出していくことです。
自分の整備に関する知識や技術について、整備の経験があるメーカーや車の種別、整備業務以外の仕事上で経験したことなど、経験のある業務をすべて書き出すようにします。
書き出すことで、自分のスキルや経験が分かり、改めて把握することができます。多数の車種を整備した経験がある人は、その経験値をアピールできるでしょう。また、一つの車種を長年整備していた人は、その専門性をアピールすることができます。
次に、会社の社風と自身の価値観の一致については、自分が仕事をする上で大切にしていることや、日頃から意識して取り組むようにしていることを書き出しましょう。そこから共通点を見つけることで、アピールすべきポイントが分かります。
自身の性格や人間性については、人からの評価を書き出してみます。自分で考えるだけではなく、人から言われているというところがポイントです。主観的な意見よりも、客観的な意見の方がリアリティがあります。
ネガティブな意見があれば、ポジティブに言い換えてみるのも良いでしょう。例えば、口下手であれば聞き上手、理屈っぽいであれば論理的に物事を判断できるというように、悪いイメージの言葉を良いイメージに置き換えます。
これらを書き出しておくことで、有効な自己PRを作成することができるでしょう。
自動車整備士の自己PR例文を紹介
経験をアピールする自己PR例文
〇〇のディーラーにて●●年間自動車整備士として働いておりました。日常点検から整備、故障診断、車検など一通りの仕事を経験しており、社内研修なども積極的に受講していたため、〇〇の車の整備には自信があります。また、お客様対応にも力を入れており、専門用語を使わないわかりやすい説明を心掛けていました。結果、お客様から指名を受けることも多くなり、整備の技術だけではなく接客についても技術を磨くことができました。
具体的な年数や仕事内容を記載することにより、経験がアピールできますね。また、ここの部分は自信がある!という点を記載するのも良いでしょう。
仕事への姿勢をアピールする自己PR例文
私はいつも、丁寧に仕事に取り組むことを意識して働いております。職場では特に5Sを意識して行動しており、お客様からはよく「仕事が丁寧だね」と感謝の言葉を頂いていました。また、丁寧な仕事を心掛けながらも、仕事のスピードに関しては自分を強く律し、どんな時でも納期を守ることを遵守してきました。丁寧さとスピード感を両立できることが私の強みです。
まず具体的な事例をあげ、自身の強みをアピールしましょう。強みに対して懸念される事項も自己PRの中でカバーしてあげると、相手も安心して読めますね。
最後に
以上、自動車整備士の自己PRについてご紹介しました。この記事を読まれた方は、自動車整備士の履歴書についても一読することをおすすめします。
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