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資格・経験

自動車整備士とフォークリフトの整備資格について解説!

記事更新日:2024/4/1

自動車整備士に転職を検討している人は、整備士の資格だけではなく、フォークリフトの資格も取得も視野に入れましょう。この記事では、フォークリフトの資格内容やフォークリフトの整備資格である産業車両整備士技能についてご紹介します。

自動車整備士とフォークリフト整備士

 

これから自動車整備士に転職を検討している人は、自動車整備士とフォークリフトの関係について知っておきましょう。

 

フォークリフトとは、倉庫などで広く使われている荷役用の自動車です。整備をするには、自動車や電気、油圧制御などの知識や技術が必要となります。フォークリフトの整備は車の整備と似ている部分もあり、自動車整備士の経験を持つ人はフォークリフトの整備業界でも歓迎されることが多いです。

 

しかし、車の整備に自動車整備士資格が必要なように、フォークリフトの整備を行う上でも持っていると有利になる資格があります。次の章で詳しく解説していきます。

 

産業車両整備技能士とは?

どちらも取得しておこう

 

 

産業車両整備技能士は、その名の通り産業車両の整備に必要な知識・技能を対象とした資格です。産業車両とは、倉庫や工場の構内などで使用されるフォークリフトなどの荷役運搬用の車両を指します。

 

自動車整備士資格と同様に国家資格ですが、この資格は、厚生労働省所管の資格です。

産業車両整備技能士資格は一級と二級があり、取得するには各都道府県の職業能力開発協会での技能検定試験を受験して合格しなければなりません。この試験は学科試験と実技試験で構成されています。

 

産業車両はどれも整備不良があれば重大事故につながる可能性があるため、安全な労働環境の維持のためには、定期的な点検整備が重要です。そのため、より産業車両に特化した整備技術と知識を持つ産業車両整備技能士は重宝されます。

 

特殊整備士とは?3つの資格と仕事内容を解説!

 

【フォークリフトの車検】特定自主検査と必要な資格

 

フォークリフトを使用する上で必要な「特定自主検査」という車検のようなものがあります。

特定自主検査を行わずにフォークリフトを使用すると、50万円以下の罰金に処されるため注意が必要です。少なくとも1年以内に1回は行わなければならず、この検査を行うためにも資格が必須となります。

 

特定自主検査の資格は「検査業者検査員」と「事業内検査員」の2種類があります。フォークリフトの整備をするなら、自動車整備士や産業車両整備技能士と合わせて取得しておくと、転職の際に選べる勤務先の選択肢が広がるため、おすすめの資格です。

 

検査業者検査員

検査業者としてお客様の依頼をうけ、お客様が保有するフォークリフトの特定自主検査を行います。実務経験などの受講資格を満たした上で、特定自主検査者資格取得研修を受講し、試験に合格すると資格を取得できます。

 

事業内検査者

勤めている会社の保有するフォークリフトのみ特定自主検査ができます。それぞれ研修の受講と、試験に合格することで資格を取得できます。研修を受講するために実務経験が必要です。自動車整備士の資格を取得していると、必要な経験年数が短縮されます。

 

自動車整備主任者とは?必要な資格について解説!

 

最後に

以上、フォークリフトの資格についてご紹介しました。この記事を読まれた方は、特殊整備士とは?3つの資格と仕事内容を解説!についても一読することをおすすめします。

 

最後になりましたが、弊社ダイバージェンスでは自動車業界で働きたい「自動車整備士」「自動車検査員」向けの求人情報を多数扱っております。

 

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