自動車整備士の命〈工具〉の話

自動車整備士にとって工具とは

自動車整備士にとって、工具はなくてはならないものです。工具は毎日使用するものであり、なくては自動車整備士の仕事はできないため、耐久性だけではなく、精度としても高いものが求められます。

一口に工具と言っても、国産車を整備するのか輸入車を整備するのか、どんな作業を担当するかなどによって必要な工具は全く変わってきます。その上で、どの工具が自分に使いやすいのかを選ぶ必要があります。

工具は自前で用意しなければならない？

ディーラーの自動車整備士の場合、工具は企業から貸与されます。モータースの場合には、基本的な工具を貸してくれるところと、個人持ちになるところがあります。追加で工具を購入するときは自分で使いやすいものを選びますが、先輩の持っている工具を参考に購入することも多いようです。

個人で購入した工具は個人で管理することにもなりますので、長く使うためには使用後の手入れなども重要です。

工具のメーカーについて

国内の工具メーカーは多数存在し、海外の製品を含めると数百あるとも言われています。工具メーカーによって握る部分の形が違っていたり、取り扱っている工具も違ってくるので、購入する前に色々なメーカーを確認しておきましょう。

中でも人気があり、多くの自動車整備士が使っているのが、セット製品もあるKTCです。

京都の会社の製品で、精度も高く使用しやすいところが人気になります。ラチェットハンドルに対して、ソケットがセットになっている製品は、使い分けができることから、使用している自動車整備士が多いです。

購入前に確認！おすすめの工具メーカー！

単品で工具を買う場合：TONE

前述のKTCの他に自動車整備士の工具として人気が高いのが、TONEでしょう。耐久性の高さで知られており、セットとしても優秀なため、一式をそろえる人もいます。

価格もそれなりに高額にはなってきますが、多くの自動車整備士が好んで使っている工具でもあり、信頼性の高さでも知られているのです。

セットで工具を買う場合：Snap-on

おすすめのセットでは、Snap-onも人気があります。高額な工具も多くなりますが、狭い場所でも正確に力を伝えられるものがそろっており、使いやすさという面でも優れている製品といえるでしょう。

工具の修理キットも多数用意されており、メンテナンス性の高さでも、自動車整備士に重宝されている理由の一つです。

自動車整備士の工具は様々あり、使い勝手や必要な工具は人それぞれ違いますので、自分に必要な使いやすい工具を選ぶようにしましょう。

自動車整備士はどんな服装で働くの？

最後に

以上、自動車整備士と工具の関係についてご紹介しました。この記事を読まれた方は、自動車整備士に向いている人とは？適正を知ろう！も一読することをおすすめします。

最後になりましたが、弊社ダイバージェンスでは自動車業界で働きたい「自動車整備士」「自動車検査員」向けの求人情報を多数扱っております。

自動車業界に精通したキャリアアドバイザーが、応募書類の書き方や面接の心構えなど様々な面でのサポートをいたします。未経験可の求人も多数ありますので、他業種からの転職になる方もぜひお気軽にご相談ください。